民俗芸能のデジタルデータ化のひとつ 着物のテクスチャ(シミュレーション)
人形に使われている着物を、出来る限り同じように表現するために製作いたしました。
人形浄瑠璃に出演されている高砂の婆の衣装です。 衣装を細かくキャプチャしていきます。
サイズを記録し実際の型紙のように作成します。
コンピューター上で、出来上がった布地を縫い合わせ、着せてみます。
アニメーションなどのチェックを行い問題ないようであれば、
素材の色や質感などを貼り付けていきます。
(今回はポリゴンを少なくするためシワなどはそのまま使用します)
CGで表現できました。
CGの良いところはここまでデータができていると、アニメーションさせたりと、表現の幅が広いところでしょうか。
アニメーション
こちらは上記のモデルを使用し、アニメーションから動画にしたものになります。
WebGL
こちらはWebGLで書き出したものになります。
インターネット上で回転させたりと、3Dのデータを表現する手法のひとつとなります。
人形浄瑠璃3Dモデル