山之口 弥五郎どん音頭
山之口弥五郎どん音頭
1.南ん風渡る 的野ん馬場を 朱面の弥五郎ごん 浜下り 四輪台車の 道行き祓う 向かうはゆかりの 御手洗の池
ヒョウ ヒョウ ヒョウ ヒョウ ソラヨイヨイショ ソラヨイヨイショ
2.ここを立つ立つ この調で立てば いよ のちも栄ゆと 馬方節よ 台車にむらがる 里わの童子 寄りたてたかりて 押し押し競う
ヒョウ ヒョウ ヒョウ ヒョウ ソラヨイヨイショ ソラヨイヨイショ
3.着けば蓮池 古杉の森 ここぞ仮殿 射場ん馬場 伝えてぞ聞く 隼人の乱 あまたの故人の 放生会
ヒョウ ヒョウ ヒョウ ヒョウ ソラヨイヨイショ ソラヨイヨイショ
4.射場のつとめを あとにして いまお社へと 弥五郎どん 豊かな穂波や 息災あれと 氏子の願いを その身に請けて
ヒョウ ヒョウ ヒョウ ヒョウ ソラヨイヨイショ ソラヨイヨイショ
5.時はめぐれど 変わらぬものは 朱面にこもる 男意地 射場にたたずむ その相貌見れば 今こそ光りて 胸を打つ
ヒョウ ヒョウ ヒョウ ヒョウ ソラヨイヨイショ ソラヨイヨイショ