「都城市山之口地区まちづくり協議会」設立のあゆみ
設立年月日 平成28年3月14日(月)

●社会情勢
新都城市が誕生して10周年の節目を迎えました。この間、口蹄疫の発生、新燃岳の噴火など甚大な被害が発生をしました。また、世界に目を向けると、イスラム国やアルカイダの無差別テロ、北朝鮮の核問題、中国の海洋進出、PM2.5の環境汚染問題など世情不安が常に猛威となっております。そして、身近な問題として異常気象による風水害、霧島連山の噴火や南海トラフ巨大地震が懸念されています。
生活面では、産油国へのオイルマネーにより原油価格が乱高下し、また株価の変動により生活物資にも影響しております。このように、今まで対岸の火事と思われた事柄が地域の身近な猛威となってきております。

●チャレンジするまちづくり協議会
社会情勢がグローバル的に変化をする中、 ① 医療の進歩による超高齢化社会、② 産業構造の変化による人口の都市部流出、③ 生活形態の変化による価値観の多様化などにより、地域社会は崩壊の危機にあります。
そこで、都城市では「我がまち交付金」を交付し、予算配分・執行権限を委譲する「地域内分権」を図りながら、地域内の住民・各団体と行政が対等な立場で、それぞれの責任と役割を認識し「きょうどう(協働・共働)」しながら、地域みんなの力と知恵を結集し、地域の特色を生かしたまちづくりを推進してきました。
今まで諸先輩の皆様が進められたまちづくりを継承しながら、自然豊かな町、伝統文化の息吹く町、過疎でも心豊かな町 山之口を「そうぞう(創造・想像)」し、住民の皆様が夢や希望を抱くまちづくりに果敢に挑戦し、地域内に癒しの空間と笑顔あふれる町を築いていくために「きょうどう(協働・共働)」の心で取り組んでいきます。

「まち協」と「行政」の関係
行政「まち協」設立・運営支援
「我がまち交付金」を交付し予算配分・執行権限を移譲・職員を配置・発展に応じた支援を行う

設立総会