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上富吉、麓、下富吉、花木の各地区から選出された十四～一五歳の女性4名が、舞を披露します。

江戸末期に三味線に合わせて踊られたと伝えられています。

五穀豊穣を祈願する地区農民の踊りで三味線、太鼓、拍子木に合わせて小さな米俵をかざして刈り入れから蔵づめまでを元気に踊ります。

地しめ踊りは昔の家建ての様子を地しめから、柱の組み立て、落成のひとんぎまき（餅まき）、お祝いの宴までを再現する踊りです。

この地方では、昔から「そば」が沢山作られ、祝い事には必ず「そば切り」が食べられていました。

この舞は幣や鈴、剣、扇などを持って舞うもので神舞と呼んでいます。

地区のよかおごじょ(娘さん)が中心に踊ります。

天保十四年(一八四三)に完成した三国名勝図会に「的野正八幡宮は二月初卯の日祭りあり、この日には田鍬初めの謂れをして牛の形を作り懇田の壮をなした」

その昔、島津藩主が士気を鼓舞するため、農民にも武道を教えたと言われ、この棒踊りがはじまったと伝えられています。

昔の結婚式は式場で挙げる結婚式とは違って婿殿の家の座敷で挙げるものでした。

右角立の白鉢巻で、浴衣を着て角帯をします。

六十田剣舞は宮崎県都城市山之口町麓地域の六十田地区で受け継がれてきた市指定無形民俗文化財である。

かすりの着物姿の娘さん達が頭に花や旗で飾った桶の中に飴を入れ、唄と拍子木に合わせて踊ります。